皆さんは毎月いくらくらい貯金できていますか?
毎月カツカツでほとんど貯金できていないよ~
給与天引で毎月3万円貯めています!
月によって金額は変わるし、そもそも収支を把握できていないです!
…十人十色、いろんな回答が出てきそうですね。
私は社会人になってから10年近く、金額のバラつきはありますが
毎年100万円以上の貯金を継続してきました。独身時代の資産は1,000万円超です。
今回はそんな私が考える、お金持ちが遠のくNG習慣についてお伝えします。
習慣について
習慣とは恐ろしい物です。
アメリカの心理学者、ウィリアム・ジェイムズの有名な言葉があります。
あの松井秀喜選手の座右の銘でもあります。
「お金持ちになりたい!」と思った人が
良い習慣を身に着ければお金持ちに近づくことができますし
逆に悪い習慣を身に着けてしまったら一生お金持ちにはなれません。
この記事で紹介する習慣や行動を改善すれば、今まで貯金ができなかったという人も
確実にお金を貯められる体質に変わっていけるはずです。
既にある程度貯金習慣ができているよ、という人はこれから紹介する7つ全部コンプリートできていればこれからも安心です。
- 貯金をしたいけれど何をしたら良いか分からない方
- 貯金を今よりも増やしたい!
という方は是非最後までご覧ください。
NG習慣①:貯金の目的と目標額を決めない
- 何となく将来が不安だから貯金しよう
- みんながやっているから貯金しなきゃ
- 今月はボーナスが入ったから結果的に貯金額が増えた
こういう方は意外と多いです。これは受験勉強に例えると
いつか受験をするかもしれないから、何かしら勉強しようかな~
と言っているようなものです。普通の受験生は
経済学の勉強をするために、2年後の4月に〇〇大学に入学したい!
そのためには英語の勉強が必要だから、まずは英単語を毎日20個覚えるぞ
という風に具体的な落とし込みをしていくはずですよね。
貯金をする、という目標を掲げるのは良いことですが
- 何のために
- いつまでに
- どれくらい必要なのか
この3点を曖昧なまま貯金を始めると、途中で挫折してしまったり
「頑張ったつもりなのに、振り返ってみたら必要な金額が貯まっていなかった」という事態になりかねません。
必要な貯金額や貯金のタイムリミットを確認するために一度ライフプラン表を作成してみましょう
NG習慣②:臨時収入はすぐに使ってしまう
- ボーナスが入った!
- メルカリで不用品が売れてお小遣いができた!
こんな時、皆さんはどうしますか?
たまには自分にご褒美も良いですが、そういう時こそお金の貯め時です。
経験のある方は共感していただけると思いますが、仕事を頑張って昇格したり、スキマ時間で副業をするなどして収入を増やすのにはそれなりに時間と労力がかかります。
一方でお金を使うのは一瞬です。
臨時収入で何か買い物をするときは、「その臨時収入がなくてもかうようなものか」
「本当に必要なものなのか」をよく考えてから買うようにしましょう。
昇格などで毎月の給料が上がった時も同様で、収入が増えた分だけ使っていたらいつまでたっても貯金はできません
NG習慣③:お金や節約にネガティブなイメージがある
お金の話をするのは何となく遠慮してしまう、ということはありますか?
気心の知れた友人とであれば辛うじて話せる、というところでしょうか。
これから結婚を考えている人、今結婚している人はパートナー(候補)とお金の話をしづらいかも知れませんが、生活していく上でお金のやりくりは避けて通れません。
相手が同じような価値観を持っているかどうかは結婚後の資産形成を考える上で非常に重要です。
お互いの金銭感覚やお金に対する価値観についてまだ話したことがない方は1度勇気をもって話し合ってみましょう。
我が家では毎週(下手すると毎日?)資産形成について話をしているよ
夫婦で一緒に資産形成をすることが、実はとっても楽しい!ということをこのブログを通じてお伝えしていきたいと思っています。
NG習慣④:資産額を正確に把握していない
自分の資産や負債の額、答えられますか。
リボ払いやローンを組んでいる人は残りの返済額を正確に把握しているでしょうか。
学校のテストで、前回のテストの点数と今回のテストの点数を比較できなかったらその間の勉強の成果がどれくらい出ているのかわからないですよね。
貯金もそれと同じです。
日頃の努力の成果を定期的に確認し、目に見えるところに記録していくことでモチベーションを更に高めましょう。
我が家は毎月月末にその時点での資産状況をチェックしてスプレッドシートにまとめているよ
現金以外に株や投資信託等々、資産の種類が多い人はあまり頻繁に確認するのは大変なので集計は月1くらいがちょうどよいかも知れません。
NG習慣⑤:日々の収支がどんぶり勘定
先程は「今貯まっているお金」のお話でしたが、今度は日々のキャッシュフローのお話です
そんなにお金を使っているつもりはないのに、なぜか給料日前はお金がないんだよね・・・
そんな人は要注意です。
寛平を求めすぎるとストレスになるので、家計簿を1円単位で正確に合わせる必要はありませんが、資産形成をするためにはある程度正確な支出額の把握は必要不可欠です。
毎月の生活費がいくらかわからなければ老後に必要な金額も計算できませんよね。
手書きの家計簿をつける人、エクセルで管理する人、アプリを活用する人、いろいろなスタイルがあります。
どれが正解!というものはないので、自分に合った家計簿のつけ方を見つけていきましょう。
我が家はいろいろ試した結果、スライド式家計簿に落ち着いたよ!
詳しくは別の記事でまとめます。
NG習慣⑥:用もないのに買い物の誘惑に近づく
- 何となくウィンドウショッピング
- 暇つぶしのネットショップ閲覧
- 時間が余ったからコンビニに寄る
買いたいものがあるわけでもないのに、自ら誘惑に近づくのはダイエット中にスイーツのバイキング会場に行くくらい愚かな行為です。
人間は本来、意志の弱い生き物です。
誘惑に打ち勝つ強靭な心の持ち主でない限り、そもそも誘惑に近づかないのが1番確実です。
NG習慣⑦:ウマすぎる話を鵜呑みにする
最近、SNSなどで「〇〇するだけで〇万円儲かります」「楽に稼げる方法教えます」などと言って近づいてくる人、いませんか?
聖人君子じゃあるまいし、そんな儲かる話があるなら見ず知らずの人に教えようなんて思わないはずです。
一生懸命、働いて、節約して、お金を貯めても こういう詐欺まがいの話に騙されてしまうと一巻の終わり終わりです。
怪しいと思ったら、自分で調べてみたり冷静な第三者の意見を聞いてみましょう。
フィッシング詐欺などもあるので、その親切な聖人君子が送ってきたURLを開いてはダメですよ。
まとめ
今回はお金持ちが遠のくNG習慣についてまとめました。
- 貯金の目的と目標額が曖昧
- 臨時収入はすぐに使ってしまう
- お金や節約にネガティブなイメージを持っている
- 資産額を正確に把握していない
- 日々の収支がどんぶり勘定
- 用もないのに買い物の誘惑に近づく
- ウマ過ぎる話を鵜呑みにする
逆にこのNG習慣を克服できればお金持ちへの第一歩を踏み出せたことになります。
この7つが絶対的な正解というわけではないですし、逆にこの7つ以外にもポイントとなる行動はあると思います。
「他にもこんなことを意識しているよ」など、ご意見や感想がありましたら是非コメント欄などで教えてください。